ヨガと聞くと、「体が柔らかくないとできないような難しいポーズをするもの」というふうに思っていましたが…

BGMが流れる中、講師の長原さんの穏やかで落ち着いた声が静かな室内に響くと、会場の雰囲気が一瞬で変わり、参加者の皆さんの自分の体との対話が始まりました。

頭、顔、肩、胸と上半身を静かに押したりなでたりしながら、ゆっくりと緊張をほぐしていきます。私たちの体は毎日よく働いてくれています。緊張して凝っているところをなでてあげましょう。がんばっているね、と。そんなふうに、全身をほぐすのにたっぷり１時間。

その後、二人一組になり、相手の体に圧を入れたりなでたりして、お互いに20分ずつの手当を終えると、頭から足の指先まですっかり全身が緩んだようで、皆さんお風呂上がりのような、ぽーっとした表情になっていました。

参加者からは、こんなに自分の体に触ってあげたことはなかった、自分の体の緊張をほぐす方法を教わって有難かった、先生の声がとても柔らかくて良かったなどの声が聞かれました。

（報告：スタッフ　あかばね）

（ 本講座チラシ PDF 204KB）