トップ > 講座の記録 索引

掲載日 : 2017年6月20日

タイトル

講 座 名:小幡有樹子さんのせっけん作りワークショップ
講師:小幡 有樹子 さん
開催日:2017年6月2日 (金)

講座の一コマ
熱心なファンが集まったワークショップ

講師の小幡有樹子さんはカリスマソーパーとして人気が高く、毎年楽しみにしている人たちが多いこのワークショップ。今回も群馬や神奈川、都内からの熱心なファンの方たちを含め18名が参加されました。

今回のワークショップは、シトラスキッチンソープ作りに挑戦です。

まずはせっけんの素地作り。苛性カリと精製水を混ぜるところは少し経験が必要なので、小幡さんの実演でじっくり学びます。その後、3種類のオイルを混ぜ湯せんで温め、そこに先ほどの苛性カリ水を入れてよく混ぜます。化学の実験のように皆さん真剣な顔です。

ブレンダーでよく混ぜた後、再度湯せんで温めること20分。底にアクのようなものが沈んできたら火を止め、アクが少し増えたところでブレンダーで混ぜると、ボールの底からもこもこっと白いクリームのようなものが盛り上がってきました。参加者から驚きの声が上がります。

これを何回か繰り返し最後はヘラでダマをつぶしながら白あんのようになったら素地の完成です。テーブルごとで硬さや色、膨らみ具合が異なりますが、多少の違いは時間がたてば大丈夫とのお話でした。

つぎはリモネンウォータ―作り。小幡さんのお宅の庭でとれた無農薬の夏ミカンの皮を細かく刻み、精製水を入れ小鍋で15分ほど火にかけると、ミカンの爽やかな香りが部屋中に漂います。最後は瓶の中にせっけん素地とリモネンウォータ―を入れ、オレンジ精油、ペパーミント精油を加えて混ぜれば、オレンジ色のキッチンソープの出来上がり。

たくさんの行程を経てでき上がったキッチンソープに「使うのがもったいない・・・」の声もあがりましたが、「油が酸化するので1か月くらいで使い切ってくださいね」とのこと。皆さん大切そうに瓶を持ち帰られました。

講座の一コマ 講座の一コマ 講座の一コマ

報告 : くまちゃん

pin 講師プロフィール

1996 年から石けん作りを始め、現在は手作りの石けん・自然化粧品・入浴剤などのワークショップを行ったり、雑誌などのメディアにレシピを提供したり、執筆をしたり。

本講座チラシ PDF 430KB)