講座の記録

コロナ禍の１年半、私たちはいつ自分や家族が感染するか分からない、感染したとしても治療してもらえるかどうかわからないという不安の中で、日々過ごしてきました。そんな中で、病気や死をより身近に感じるようになった方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍でリモートでも参加できるZoomを利用した講座が多い昨今ですが、今回の講座は浦和コミュニティセンターの集会室をお借りしての開催としました。

講座では、おひとりさまになったとき老後資金はいくら必要か、けがや病気、認知症になったら、介護が必要になったらなど、いまのうちに知っておきたいこと、やっておくべきことなどを、詳しく解説して頂きました。夫が亡くなった時の遺族年金を、正しい計算方法でシュミレーションしてみると、思っていたよりかなり少ない額になることが分り、参加者の皆さんからは驚きとため息が…。

他にも任意後見や遺言について、事例を交えての参考になるお話が盛りだくさんの講座でした。講師の松島さんは、自分自身の基本情報を家族に知ってもらうためのエンディングノートの作成を勧めています。できることから少しずつでも準備していきたいものです。