掲載日:2025年4月30日
講座の記録
講座名 | : | 大宮の盆栽美術館見学と盆栽村を歩く | |
開催日 | : | 2025年4月15日(火) | |
案内人 | : | 大宮観光ボランティアガイド会 広井さん、瀬山さん |
当日は風が多少吹いてはいましたが、まち歩きに支障をきたす程ではなくまずまずのお天気でした。
土呂駅の前で私たちを出迎えてくれた巨大盆栽の説明を受け、初めに向かったのは大宮盆栽美術館です。盆栽村の開村100周年に合わせて今年3月にリニューアルオープンしました。入ってすぐのエントランスには、欅の盆栽が3鉢飾られ、それぞれ違う盆栽作家の作品とのことで週ごとに変わるのだそうです。
リニューアルで大きく変わったのは中庭に水の流れる池が出来たことです。その池を中心に大小様々な盆栽が飾られていました。中庭の盆栽たちは壁を背にしていないので、正面からだけでなく側面や後ろ側など360度、角度を変えて楽しむことができます。順路に沿って進むと、盆栽の基礎知識や楽しみ方の説明が詳しくパネル展示されていて、それぞれの解説に合わせた盆栽が展示されていました。
美術館の鑑賞が予定時間を大きく超えてしまったため、後半の盆栽村歩きは駆け足になってしまいました。森鴎外の長男・森於菟(もりおと)の邸宅跡や、日本近代漫画の生みの親といわれる北沢楽天邸を改装して作られた漫画会館など、盆栽村にゆかりの深かった人々の解説や、現在盆栽村には、蔓青園・清香園・藤樹園・芙蓉園・九霞園の5つの盆栽園があり各園が特徴ある盆栽を手掛けていて、無料で鑑賞することができるというお話も興味深かったです。
昼食後に解散となりましたが、気になった盆栽園に寄ってから帰られるという方もいて、皆さんそれぞれに楽しまれたようでした。
報告 : はむたま
( 本講座チラシ PDF 429KB)