掲載日:2026年2月15日
講座の記録
| 講座名 | : | 生活クラブカッレジ2025 第7回 だまされない力をどう育むか? | |
| 講師 | : | 前川喜平さん | |
| 開催日 | : | 2026年2月9日 (月) |
2025年度生活クラブカレッジの最終回は 期せずして衆院選挙の翌日の開催となりました。選挙の結果をうけて、参加の皆さんは様々な思いや不安を抱いて参加されたことと思います。
前川喜平さんは、「私の言うことを100%信じないで下さい」という言葉で講演を始められました。今回の選挙の話を交えながら、「威勢のいいことを言っている人がいたら危ない。これが正解だと言っている人がいたら疑い、分からないという不安の状態に耐えることが必要」と、自分自身も含めて疑うことの必要性を話されました。
戦後の教育基本法の「教育の目的」だった「人格の完成、個の確立」が、政治の介入などによってどのように改変され、現在の道徳の教科化による「自己抑制・自己犠牲・我慢を強いる教育」に至ったのか。歴史的な流れと現在の教育現場の実態などを具体的に系統立てて学ぶことができました。
また、これからの教育に関する期待(情報技術科目の新設によるSNSで騙されないための教育)と危惧(現在行われている指導要領の改訂への政治介入)、海外のメディアリテラシー教育、だまされない力と読書、テレビ・メディアのあるべき姿など、時間内では収まり切れない内容の濃い講演でした。
最後に参加者からの質問に答えて、自民党による憲法9条の改正の危うさを詳しく解説していただき、改正されてしまったらどうなるのだろうと、とても怖くなりました。日本が二度と戦争に向かうことがないよう、このような学習会を重ね、子どもたちに平和な社会を手渡せるよう行動していかなくてはと強く思いました。
講演終了後は、購入した本に前川さんのサインをもとめる長い列ができました。
生活クラブカッレジ2025 記録
報告 :A

